市制・町村制の施行

885 ~ 886

明治二十二年市制・町村制の施行により、川田村と牛島村は合併して川田村となった。当時、郡長から川田・牛島および大室(おおむろ)の三ヵ村をもって一村とする合併案が三ヵ村に諮問(しもん)された。これに対し、川田・牛島の両村はいずれも異議ない旨を答申した。大室村は地形的条件から、更級郡牧島(まきしま)村および小島田(おしまだ)村のうち釜屋(かまや)組・荒屋(あらや)組ならびに埴科郡柴(しば)村との合併を強く希望した。県も大室村の意見を認め、川田村と牛島村の二ヵ村をもって新村を造成することにした。こうして同年四月一日から、この二ヵ村が合併して、川田村が発足した。