保科の大火

955 ~ 955

大正五年(一九一六)五月十日午後一時ごろ、保科久保から出火した。火は、折からの強い風にあおられて、またたく間に清水(せいすい)寺の堂塔伽藍(がらん)・仏像を焼失させて、高岡まで達し、焼失家屋は一三七戸におよぶ大火となった。