若穂・白塚団地の成立

965 ~ 966

三方が山に囲まれ、北方が開口した保科地区は、全体に地勢が高く、河岸段丘と扇状地からなる山村地域であった。昭和四十二年に川田地籍にかけて若穂住宅団地、西部に白塚住宅団地が県企業局によって造成され、翌年から入居が始まった。平成八年の団地の世帯・人口は若穂団地は二七五世帯・八六八人、白塚団地は六一世帯・一九八人で、市街地や周辺市域への勤め人が多い。この両団地で保科地区の世帯・人口のほぼ三割を占めている。団地ができて保科地区は人口・戸数ともに川田地区よりより多くなった。


写真13 地域の活性化をもたらした若穂団地 (中村哲夫提供)