花道・謡曲・絵画

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幕末から明治にかけて遠州流の花道がさかんになった。横田の寿柏斎一翠(じゅはくさいいっすい)と会の松伸斎一養(しょうしんさいいちよう)はともに江戸で学び帰郷後門弟を指導した。幕末からさかんになった謡曲には観世(かんぜ)流に鳥羽甚蔵(横田)、宝生(ほうしょう)流に滝沢一芳(横田)らがいる。絵画には狩野派の鳥羽月塢(げつう)(横田)、南画の曾根川皐州(こうしゅう)(高田)などがいる。