家畜と養蚕

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平成七年の家畜飼養はわずかに肉牛二戸八四頭、乳牛二戸二六頭である。乳牛の一番多かったのは昭和五十年の一五五頭、肉牛は昭和六十年二戸二〇六頭であった。豚は昭和五十年二八戸九三一頭が多く、馬は昭和二十三年九頭いた。同年山羊も一二五頭いた。蚕は終戦後も引き続いて飼われていた。二十三年四五六戸で一万一六一八貫の繭が取れた。昭和五十年には四四戸に減り、最後まで飼ったのは山崎の大田豊一で、これも昭和五十四年五グラム飼ったのが最後になった。酪農の最後は角間の小幡道宣で、平成十一年三月乳牛二〇頭を飼育していた。水田の二毛作は今はまったくないが、昭和三十五年には七一三戸により、水田一八〇ヘクタールのうち一六四ヘクタールに作付けされていた。