農地改革

124 ~ 125

戦後、地主や小作農を減らし自作農を増やし、農村の民主化をはかろうと農地改革をした。不在地主所有の小作地すべてと、共和村は在村不耕作地主の六反歩をこす小作地、および在村耕作地主の小作地と自作地をあわせた一町八反歩をこす小作地が解放された。共和地区の農地総面積三二九・六町歩、買収管理替面積一四二・七九町歩。昭和二十四年(一九四九)三月までにはほとんど解放農地の売買が完了したという。売り渡し値段は水田一反歩一〇〇〇円前後で食料不足のときだけにやみ米一斗の値段という。