県営水道

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共和地区の用水は湧水(わきみず)や上中堰の水を利用したり、井戸水であった。小松原地区は昭和三十一年(一九五六)十二月犀口に水源を求め上水道を布設した。岡田地区は同四十一年四月(新田は四十二年五月)簡易水道を県営水道に移管し、諏訪形浄水場(上田市)から給水される共和配水池から配水された。同五十一年四月から四ッ屋浄水場(川中島町四ッ屋)から給水する小松原配水池からも配水されるようになった。同五十四年八月には茶臼山動物園・恐竜公園にも配水した。小松原上水道は平成三年(一九九一)十一月から県営水道となった。長野市の不燃物最終処分場設置にともない、上水道用水の汚染が懸念されたため、市費による上水道工事をし、県営に移管した(小松原上水道完成記念碑)。