東部湛水防除工事

210 ~ 210

千曲川改修工事の完成により、洪水の被害は堤外地に限られたが、水門の閉鎖による堤内地への湛水(たんすい)が大きな問題となった。住民の要望により昭和四十八年小森第一排水機場から着工、同六十年までに小森第二・西寺尾第一・第二の四機場が設置されて湛水の憂いはなくなり、三四〇ヘクタールの受益面積をもつ川中島平東部の治水は万全となった。