六三制の発足と東福寺小・中学校の開校

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昭和二十二年(一九四七)四月、学制改革による六三制の実施により、東福寺国民学校は東福寺小学校と名称が変わった。新制中学校は小学校へ併設して開校され、翌二十三年村びとの寄付金により二階建て校舎(六教室)が建設された。しかし、普通教室のみで職員室・特別教室・体育館は小学校と共用であった。不便を感じていたが、当時の村の財政では設備拡充は困難で、篠ノ井町との組合立中学校建設の気運も生じたが、より充実した中学校教育実現のため、川柳(せんりゅう)村も加わって昭和二十五年七月、一町二村合併の新篠ノ井町が発足して中学校は通明(つうめい)中学校に併設された。