戸隠篠ノ井線は篠ノ井布施高田(長野上田線)から上水内郡戸隠村を結ぶ主要地方道で、信里地区の中央のほとんどの集落を通過する。篠ノ井市街や国道一九号と結ぶ重要路線である。昭和六年(一九三一)篠ノ井-青池聞に九人乗りのバスが、一日四回運行された。戦時中は一時運休した。戦後、昭和二十七年に復活し、同二十九年には笹平まで延長された。同四十三年から鋪装が始まった。バスは平成十二年(二〇〇〇)日曜日を除き、一日に篠ノ井から村山へ三回、村山から篠ノ井へ四回運行している。
安庭篠ノ井線は信更町安庭(国道一九号)と有旅(戸隠篠ノ井線)間の路線で、信里地区では有旅-ゴルフ場-十二を通っている。安庭線ともいわれ大正期にバス道路として新設された。昭和二十九年一部にバスが走っていた。平成十二年現在十二-有旅間を朝夕一回運行している。