四 戸口の移り変わり

303 ~ 304

 清野村の明治初年の人口は約二〇〇〇人であるが、しだいに増加して明治末年から大正初期にかけては約二六〇〇人になる。その後は減少して二一〇〇人台がつづくが、第二次世界大戦中には急増して二九〇〇人をこした。これは縁故疎開や大本営建設工事関係者の流入によるものである。清野小学校初等科の児童数は、昭和十九年度の三五二人が二十年度には五三九人と、一年間に約一・五倍に急増した。しかし、村人口は戦後はしだいに減少し、平成になって二〇〇〇人を切り、明治初期よりも少なくなっている。


表1 清野地区の戸数・人口の移り変わり