岩野橋

326 ~ 326

古くから作場渡しがあり、岩野村から対岸にある作場への往復に利用された。信越線の開通にともなって篠ノ井方面との連絡の必要性が高まり、明治三十年に岩野・横田間に木橋がかけられた。長さ八〇間、幅八尺であった。しかし、岩野橋は千曲川の洪水のたびに流失し、修復費の出費は清野村の財政を圧迫した。昭和二十五年に岩野駅-篠ノ井駅間の県道編入が実現して、村はようやくその負担を軽減された。昭和四十七年に永久橋になった。