丸山幹治

332 ~ 333

はじめ家業の農業に従事したが、徳富蘇峰の著書を読み発奮して上京し、苦学のすえ東京専門学校を卒業し、新聞界に入った。青森新聞・京城日報・大阪朝日新聞などをへて東京日日新聞(のち毎日新聞)に入り、コラム「余録」の執筆を担当し、二五年におよんだ。政治学者丸山真男(まさお)、評論家丸山邦男の父である。