清野浄水場 正式には、長野市水道局松代若穂出張所清野浄水場という。大正十年(一九二一)、松代町では上水道布設を計画し、水源を清野の道島地区に求め、同十四年、道島の土手の近くに集水施設を設置した。ここから水を象山の配水地へ揚水し、そこから町内の各家庭へ配水した。しかし、平成に入って集水地が高速自動車道の建設予定地になったので、平成二年(一九九〇)に中道島地区へ新たに浄水場を建設し、移転した。現在は、千曲川の表流水を取り入れ、市域のうち千曲川右岸のほとんど、松代地区の九〇パーセントの世帯へ配水している。
清野保育園 昭和二十九年(一九五四)、大村に農繁期だけの大村季節保育園が開設されたのがはじまりで、のち清野・岩野の二保育園となり、同四十一年にはそれぞれ通年開設となった。昭和五十一年一月、四ッ屋地区に清野・岩野両保育園を統合した清野保育園が開園した。