竹原笹塚

401 ~ 402

市史跡。中川集落の東方にある積石塚古墳で、横穴式石室と羨道(せんどう)が残っている。合掌形天井の石室をもつ古墳としてよく知られ、市立博物館に実物大模型が展示されている。石室は長さ四・二メートル、幅一・四メートル、高さ一・八メートルで、近隣の合掌形古墳のうちではもっとも大きく整っている。古墳時代後期(六世紀)のものといわれる。眺望がよく眼下に東条地区一帯を望むことができる。


写真2 竹原笹塚古墳(市史跡)の合掌形石室