尼巌山の支脈長礼山の中腹にあり、藤沢川下流の低湿地に臨む。水田地帯からの比高は約四〇メートルである。昭和四十九年(一九七四)、採石業者からの届出によって調査した。三基あったが、二号墳だけが発掘調査された。家形埴輪(はにわ)や人物・水鳥形・円筒埴輪などが出土した。とくに堅魚木(かつおぎ)をあげたりっぱな家形埴輪が注目された(『県史考古』(一))。
長礼山二号古墳
尼巌山の支脈長礼山の中腹にあり、藤沢川下流の低湿地に臨む。水田地帯からの比高は約四〇メートルである。昭和四十九年(一九七四)、採石業者からの届出によって調査した。三基あったが、二号墳だけが発掘調査された。家形埴輪(はにわ)や人物・水鳥形・円筒埴輪などが出土した。とくに堅魚木(かつおぎ)をあげたりっぱな家形埴輪が注目された(『県史考古』(一))。