県企業局の皆神台団地の宅地造成にともなって、昭和五十一年に発掘調査がおこなわれた。弥生時代後期から近世にいたる複合遺跡である。弥生時代後期の竪穴住居跡一一・土器焼成跡、古墳時代の住居跡一二、平安時代の住居跡五、石積みの井戸跡二のほか、鉄製紡錘車(ぼうすいしゃ)・鹿角製品・甕棺墓(かめかんぼ)などが検出された。なかでもコの字型の炉縁石をもつ住居や土器焼成跡はあまり類をみない貴重なものといわれる。
屋地遺跡
県企業局の皆神台団地の宅地造成にともなって、昭和五十一年に発掘調査がおこなわれた。弥生時代後期から近世にいたる複合遺跡である。弥生時代後期の竪穴住居跡一一・土器焼成跡、古墳時代の住居跡一二、平安時代の住居跡五、石積みの井戸跡二のほか、鉄製紡錘車(ぼうすいしゃ)・鹿角製品・甕棺墓(かめかんぼ)などが検出された。なかでもコの字型の炉縁石をもつ住居や土器焼成跡はあまり類をみない貴重なものといわれる。