松代群発地震

425 ~ 425

昭和四十年の八月から松代地方に群発地震がつづいた。同四十一年九月には豊栄の牧内地区の地すべりで家屋一一棟が倒壊し、十月には東条笠原西平にも地すべりがおきた。また、牧内・瀬関とともに加賀井周辺の低湿地からは悪水(温泉)がわきだして、水田耕作ができなくなったので、松代町ではこれを買収し、合併時に長野市へ引きついだ。東条小学校では校庭へ臨時にプレハブ校舎を建てて使用したため、運動会をすることができず、二年間中止せざるをえなかった。