昭和五十六年の台風一五号によって松代温泉団地では一七七戸が床上浸水の被害をうけた。翌五十七年には全戸床上浸水に加えて加賀井・柳町・長礼(ながれ)・田中の一部も床上浸水した。千曲川の水の逆流を防ぐために水門を閉じたため、藤沢川・蛭(ひる)川の水が低地へ流れこんでおきたものである。さらに五十八年には藤沢川の堤防が決壊して、水害は連続三年におよんだ。この災害を契機として大がかりな河川改修工事がおこなわれた。
松代温泉団地の水害
昭和五十六年の台風一五号によって松代温泉団地では一七七戸が床上浸水の被害をうけた。翌五十七年には全戸床上浸水に加えて加賀井・柳町・長礼(ながれ)・田中の一部も床上浸水した。千曲川の水の逆流を防ぐために水門を閉じたため、藤沢川・蛭(ひる)川の水が低地へ流れこんでおきたものである。さらに五十八年には藤沢川の堤防が決壊して、水害は連続三年におよんだ。この災害を契機として大がかりな河川改修工事がおこなわれた。