蛭川の改修
三年連続して東条地区を襲った水害の防止策として、①藤沢川を拡幅し、水路を変更して、大日池の下へ通し、また蛭川を皆神(みなかみ)山の西から合流させる、②上流の牧内地区に砂防ダム(貯水量三万立方メートル)をつくって、時間差をつけて放流する、③下流の加賀井・山根井の二ヵ所に排水機場を設置する、という大規模な改修計画をたてて着工した。また、藤沢川は水路改修にあわせて、自然環境を保護するために緩傾斜にし蛍を放流している。現在は藤沢川の整備と沿岸道路の拡幅工事がおこなわれている。
写真9 山根井排水機場