皆神山南方中腹の南大平の傾斜面に築造された横穴式石室を有する積石塚の古墳である。径一八メートル、高さ六・二メートルで、横穴式石室は全長七・七メートル、玄室は長さ三・九四メートル、羨道(せんどう)は長さ三・七七メートル、幅一・二八メートル、高さ約二メートルである。玄室と羨道の境に、左右から袖石(そでいし)を突出させ、天井石下に梁石(はりいし)を通している。副葬品などについては不明である。古墳時代後期に築造されたと考えられる。現在は羨道の入り口に地蔵尊が安置されており、その前部は墓地となっている。
南大平古墳
皆神山南方中腹の南大平の傾斜面に築造された横穴式石室を有する積石塚の古墳である。径一八メートル、高さ六・二メートルで、横穴式石室は全長七・七メートル、玄室は長さ三・九四メートル、羨道(せんどう)は長さ三・七七メートル、幅一・二八メートル、高さ約二メートルである。玄室と羨道の境に、左右から袖石(そでいし)を突出させ、天井石下に梁石(はりいし)を通している。副葬品などについては不明である。古墳時代後期に築造されたと考えられる。現在は羨道の入り口に地蔵尊が安置されており、その前部は墓地となっている。