蛭川および西部の神田川の下流部は、千曲川の旧流路にあり、傾斜がほとんどない低湿地で、千曲川の出水のたびに、逆流による冠水の被害をうけた。とくに昭和五十六年から三年連続の洪水被害は甚大で、蛭川では下流部の拡幅工事が実施された。
神田川では、全流量を千曲川へ直接流す新しい川筋を開削し、逆流防止のための神田川水門を設置した。河川改修事業は平成二年(一九九〇)に着工し、同七年に完了した。
神田川水門・蛭川改修工事
蛭川および西部の神田川の下流部は、千曲川の旧流路にあり、傾斜がほとんどない低湿地で、千曲川の出水のたびに、逆流による冠水の被害をうけた。とくに昭和五十六年から三年連続の洪水被害は甚大で、蛭川では下流部の拡幅工事が実施された。
神田川では、全流量を千曲川へ直接流す新しい川筋を開削し、逆流防止のための神田川水門を設置した。河川改修事業は平成二年(一九九〇)に着工し、同七年に完了した。