心学

590 ~ 590

心学は江戸時代中期に石田梅岩(ばいがん)を始祖としておこった人生哲学(心を修養する学問)。中村習輔(しゅうすけ)(享保十七年・一七三二~文化十三年・一八一六。戸倉町)の安永六年(一七七七)「恭安舎(きょうあんしゃ)社友記二番帳」には、南原一〇人・北原一六人・今井二六人が名を連ねている。社友数は現川中島町地域がとくに群をぬいて多い。心学は当地の人びとに大きな影響をおよぼしたといえよう。