商店の推移

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当地区の商店(卸売・小売)の開設は、昭和十九年(一九四四)以前が二戸、同二十~六十三年が四七戸、平成九年(一九九七)以降が二六戸である。開設の大部分(九六パーセント)は戦後である。従業者数は一〇六二人、年間商品販売額はおよそ三四〇億円である。平成九年六月現在七五戸の内訳は小売店が五一戸(七〇パーセント)、卸売業が二四戸(三〇パーセント)の割合である。小売業中、その他が二〇戸、飲食料品一五戸、織物・衣服・身の回り品小売業の六戸などの順である。販売総額三四〇億円のうち、卸売業が二〇五億円(六〇パーセント)を占め、小売業は一三四億円(四〇パーセント)となっている(『長野市の商業』平成九年)。

 昭和五十四年三八店だった商店数が同六十三年に四七店、平成九年に七五店と増加した。単独店、本店として営業する店の変動はほとんどみられないのに比べ、旧長野市内などにある本店の支店経営店は五十四年七店、六十三年一五店、平成九年四四店と年々多くなっているのが注目される。