御厨村公民館は昭和二十三年四月八日に発足した。同三十年中津村との合併により昭和村公民館、同三十一年昭和・川中島両村の合併で、川中島町公民館となり、さらに同四十一年十月長野市との合併にともなって、長野市川中島町公民館の御厨分館となりこんにちにいたっている。

　御厨分館は御厨六二九番地二に、昭和四十八年に竣工し、平成三年十一月に改修された。現在JAグリーン長野御厨支所売店の階上にある。総面積三八六平方メートルで大広間（約一三〇平方メートル）、料理教室などをそなえている。

　当初から区民の希望のもとに、分館独自の計画もたてられ、区からの助成金・市の交付金などによって運営されている。年によっての違いはあるが、陶芸・英会話・手芸・生花・カラオケなどの講座が設けられ、だいたい週一回（夜）開かれている。また毎年スポーツ大会（球技）を開催。館報「みくりや」（A4判四頁）は年三回発刊され全戸へ配布されている。当地区では、藤牧をのぞく集落ごとに一三地域公民館が所在する。