青木島地区の戦後のめざましい発達は、道路の整備・新設によって支えられている。旧北国街道は国道五号になり、青木島松代道は県道になった。昭和十六年に国道一八号が開通、さらに同四十四年十一月には大塚地区を通る国道バイパス長野大橋ができた。しばらくは、県道関崎川中島(停)線で国道一八号と接続していたが、五十七年四月に篠ノ井バイパスが開通、これが国道一八号となり、従来の国道は国道一一七号(中御所-青木島-大塚)と主要地方道長野上田線(七七号線)になり、旧北国街道は市道(三三〇号線)になっている。長野大橋と丹波島橋は旧長野市街地の玄関口になり、道の両側には会社・大型店などが進出、新市街地を形成している。