小島田地区では、真島地区に真島氏、稲里地区に広田氏、綱島地区に綱島氏が割拠していたような有力豪族はあらわれず、戦国期には武田領となった。そのあと、森長可(ながよし)・上杉景勝・田丸直昌(ただまさ)の領地となった。徳川時代に入ると、森忠政・松平忠輝・松平忠昌・酒井忠勝の領地となって、元和(げんな)八年(一六二二)真田松代領となり、明治四年(一八七一)の廃藩置県(はいはんちけん)まで一〇代二五〇年にわたって真田領であった。
領主
小島田地区では、真島地区に真島氏、稲里地区に広田氏、綱島地区に綱島氏が割拠していたような有力豪族はあらわれず、戦国期には武田領となった。そのあと、森長可(ながよし)・上杉景勝・田丸直昌(ただまさ)の領地となった。徳川時代に入ると、森忠政・松平忠輝・松平忠昌・酒井忠勝の領地となって、元和(げんな)八年(一六二二)真田松代領となり、明治四年(一八七一)の廃藩置県(はいはんちけん)まで一〇代二五〇年にわたって真田領であった。