昭和四十一年(一九六六)十月十六日、信更村は篠ノ井市ほか三町二ヵ村とともに長野市と対等合併した。信更村は同四十年一月合併問題理事者研究会にオブザーバーとして出席、三月には正式に参加した。四十一年七月四日、長野市をはじめ合併をする市町村がそれぞれ議会を開き、信更村も合併を決議した。その日午後長野市役所で関係市町村が集まり合併の調印をした。合併により長野市の信更地区(戸数一〇七二戸、人口四八一八人)と称し、大字の区域名は旧大字の上に「信更町」を冠して信更町赤田・同田野口・同氷ノ田・同灰原・同高野・同田沢となった。氷ノ田にある信更村役場は市の信更支所となった。