大峯遺跡

859 ~ 859

田野口にある縄文時代遺跡である。土器を少量と、転石面をもつ打製石斧(せきふ)が多数出土している。これは、犀川横谷文化圏における前進基地的な遺跡である。これと同様な転石面をもった打製石斧の遺跡として氷ノ田の梨ノ木・塩山・鍋割・カジカ沢・原ノ東、赤田の山田屋敷、田野口の桜田・家ノ入があげられる。これらの遺跡のほとんどがテラス状地形か、台地状地形の上にあって、立地の上から共通している。