田野口大塚古墳

859 ~ 859

市内ではめずらしい前方後方墳(ぜんぽうこうほうふん)(ほとんどの古墳は、前方後円墳(こうえんふん))で、昭和四十四年九月十日に市の重要文化財に指定された。全長三七メートル、後方形二六メートル、前方部は短く狭いことは他に例をみないもので、後方部との比高は三メートル、後方部に竪穴(たてあな)式石室が存在したらしく、古墳時代中期とされている。信田地区の古墳は赤田に一〇基、田野口に六基が群在している。