平成六年(一九九四)、県土木部の平日一二時間の交通量調査によると、信更町安庭では乗用車など六四三四台が通り、うち大型車混入率二一パーセントであった。国は長野国道工事事務所と信州新町間に光ケーブルを埋設し、平成九年に供用開始し、同十二年には松本まで延長埋設した。道路管理情報を収集しリアルタイムで対応するものである。さらに交通安全対策の一つとして、ドライバーが道路情報を入手するため安庭情報ステーションが設置され、平成十年には使用開始した。昭和六十一年十一月、嫁池へ自家用車の転落事故があり二人が死亡した。このあと間もなく、信更全町民の協力で犠牲者の御霊を慰め、あわせて今後の交通安全祈願をこめ、地蔵菩薩が建立された。