通信

920 ~ 921

明治七年、高野の入寅重が高野に郵便取扱所を開局し、更府はこの区域に入った。同九年、田野口の吉沢弥吉が田野口郵便局を開局し、更府はこの郵便区となった。同十八年廃局となり、旧篠ノ井の塩崎局区内と変わったが、同三十六年ふたたび田野口に信田郵便局として設置された。更府も前と同じこの局の集配区となった。昭和三十二年信更郵便局と改め、翌三十三年一月二十三日原市場に移転した。また、昭和二十三年に三水に更府郵便局(無集配局)が開局、役場がなくなり信更郵便局が近くへ移転したので、同三十三年に安庭へ移転した。

 電話は昭和四年に更府村のなかで役場だけに入った。同三十一年に信更有線放送電話が開局し、全戸が加入した。