病人や体力が落ちているものには雑炊や粥(かゆ)や、滋養があるものを食べさせた。コナカキといって米の粉を湯でかいたものやオモユ、あられ、団子、ウスヤキ、うどん、甘酒、葛粉(くずこ)、麦芽飴(ばくがあめ)、麩(ふ)や豆腐、味噌汁も滋養があるとされた。また、魚、肉類、卵、牛乳、やぎの乳のほかに煮干しや鯉(こい)・鰹節(かつおぶし)を食べさせることも多かった。あみやこうなご、いなごも同様に考えられた。にんにくやにら、昆布、かんぴょう、梅漬け、夏みかんをあたえたこともあった。
病人のためのたべもの
病人や体力が落ちているものには雑炊や粥(かゆ)や、滋養があるものを食べさせた。コナカキといって米の粉を湯でかいたものやオモユ、あられ、団子、ウスヤキ、うどん、甘酒、葛粉(くずこ)、麦芽飴(ばくがあめ)、麩(ふ)や豆腐、味噌汁も滋養があるとされた。また、魚、肉類、卵、牛乳、やぎの乳のほかに煮干しや鯉(こい)・鰹節(かつおぶし)を食べさせることも多かった。あみやこうなご、いなごも同様に考えられた。にんにくやにら、昆布、かんぴょう、梅漬け、夏みかんをあたえたこともあった。