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『長野県町村誌』によると、明治時代前期に、産品として麻をあげている旧町村には、上ケ屋・広瀬・入山(以上芋井)、七二会、繁木(小田切)がある。長野盆地周辺の山村のうち、とくに西山が麻栽培の中心であったことがわかる。

 栽培した麻は繊維または布にまで加工してから出荷された。