その後

408 ~ 409

七日法事のときには念仏講の人たちは来ないが、亡くなって七日目の七日念仏(なのかねんぶつ)のときに集まる。このときはお茶と漬物、ヨセやプリンを出すくらいである。四十九日(しじゅうくにち)はウチワのものが全員出るわけではなく、そのなかでも仲人をやったとか親分子分など、近い関係にあるもののみが出席することが多い。このときも膳を取るが、お斎と同様にオイヌシが中心になりトリマワシを作って出す。煮物にちくわを入れ、鮭(さけ)の切り身をフライにすることもあった。