その他

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箱清水城山公園の一角にある健御名方富命彦神別(たけみなかたとみのみことひこがみわけ)神社(別名水内大社)の境内には、職人たちによってまつられている社が二つある。一つは、木匠祖社といって、明治十四年に長野市内の工匠諸職の道祖神として祭祀された社で、祭神は、手置帆負命、彦挟智命、聖徳太子の三柱である。もう一つは、千幡社といい、これは主に染色業者や上絵業、形附業など、市内の染物関係の業者によってまつられており、祭神はお太子さんとよばれている聖徳太子であるという。


写真2-49 大工などがまつる木匠祖社
(箱清水 平成10年)


写真2-50 呉服屋などがまつる千幡社
(箱清水 平成10年)