供物としての男根

672 ~ 672

このほかに、道祖神への供物として用いられる男根は日方においてみられ、村はずれにある道祖神碑に嫁、婿などの人形とともに供えられる。また、山崎では新婚夫婦が人形と男根をいっしょに作り、すりこぎを男根、すり鉢を女陰に見立て、すり鉢に人形とすりこぎを入れて神棚に供えたというが、いずれも子宝を祈願するものである。