1. [標題紙]
2. 刊行のことば
3. 監修にあたって
4. 緒言
5. 例言
6. 長野市誌　第十五巻　総集編　目次
7. 第一部　長野市の文化財と史跡
1. 長野市の文化財（国・県指定）位置図
2. 長野市の文化財（国・県指定）
3. 長野市の文化財（市指定など）
8. 第二部　長野市域の自然　変貌する自然
1. 一　基礎となる大地の変動
1. 1　変動する長野盆地
1. 長野盆地のおいたち
2. 盆地西縁部の地形と活断層
3. 東部山地の傾動と遺跡の埋没
2. 2　資源のむかし・いま
1. 地下資源
2. その他の資源
3. 3　変わりゆく水環境
1. 清水・井戸水や小川の水に支えられた生活
2. 排水路と化した市内の中小河川
3. 飲料水の水源確保
4. 西部山地の溜池の利用
4. 4　長野市の気候と温暖化や大気汚染の進行
1. 地域差の大きい内陸性気候
2. 温暖化とヒート・アイランド
3. 大気汚染と環境悪化
2. 二　移り変わる動植物
1. 1　野生植物の異変
1. 裏山に増える常緑の木々
2. 消えた草原と草花
3. はびこる帰化植物
2. 2　河川や池の生きものの激変
1. オオクチバスと水中の生きもの
2. 姿を消してしまったトンボ・イモリ・カエル
3. 3　変動する里や山の生きものたち
1. 消えたアメリカシロヒトリ
2. 増えてきたイノシシ
3. 里におりてきたカモシカ
9. 第三部　長野市域の歴史
1. 原始　長野盆地の黎明(れいめい)
1. 一　高原の旧石器文化
1. 1　飯綱高原の狩人
1. 野尻湖のナウマンゾウ
2. 飯綱高原の狩人
2. 2　細石器から有舌尖頭器
1. シベリア系統の組み合わせ道具
2. 飛び道具の発明
3. コラム　旧石器ねつ造問題
2. 二　山麓と千曲川河岸の縄文遺跡
1. 1　山麓と扇状地の縄文ムラ
1. 土器と弓矢の出現
2. 西山の遺跡
3. 扇状地上の遺跡
2. 2　千曲川河岸に進出した縄文遺跡
1. 自然堤防上の遺跡
2. サケ・マスのもたらす恵み
3. 縄文から弥生へ
3. 三　赤い土器の国
1. 1　縄文の伝統と新しい波
1. 稲作技術の伝播
2. 再葬墓と木棺墓
2. 2　環濠集落の生活
1. 縄文色を残す栗林式土器
2. 環濠で囲まれた松原ムラ
3. 3　石の農具から鉄の農具へ
1. 北との交流
2. 赤い土器を用いたムラ
3. 稲作農耕の進展
4. ムラ長の墓
4. 四　古墳にみる盆地の首長層
1. 1　川柳将軍塚古墳と前期古墳
1. 前方後方墳から前方後円墳へ
2. 王の登場
3. 地域王権の確立と変容
4. 首長と祭祀
2. 2　古墳時代のムラ
1. 古墳を支えた自然堤防上のムラ
2. 扇状地上のムラと古墳
3. 3　朝鮮半島からの影響
1. 積石塚古墳と合掌形石室
2. 横穴式石室と家族墓
3. 古墳にみる仏教文化
2. 古代　シナノから科野国・信濃国へ
1. 一　シナノから科野国へ
1. 1　ヤマト王権と北信濃
1. 前方後円墳と北信濃
2. 人を介した支配制度
2. 2　シナノにおける政治的社会の形成
1. 六世紀以降の政治的変動とシナノ
2. 国造・部民・屯倉
3. シナノから科野国へ
2. 二　北信濃の古代
1. 1　律令国家と北信濃
1. 科野国の成立と北信濃
2. 信濃国府と北信濃
3. 北信濃の郡と郡司
2. 2　善光寺平の古代社会
1. 善光寺平の歴史的環境
2. 善光寺平の神と仏
3. 屋代木簡の語るもの
4. 善光寺平の開発と条里水田
3. 3　中世への黎明(れいめい)
1. 九世紀・一〇世紀の社会変動とムラ
2. 新しい政治のしくみ
3. 広がる観音信仰と善光寺・戸隠の信仰のはじまり
3. 中世　善光寺信仰の盛衰と地域社会の変貌
1. 一　善光寺門前と地域社会の展開
1. 1　源平争乱と北信濃
1. 北信濃の平氏と源氏
2. 義仲の市原・横田河原の合戦
2. 2　南の富部御厨と北の東条荘
1. 河川洪水と富部御厨
2. 土砂災害と東条・今溝・市村高田荘
3. 善光寺再建と東条荘の灌漑用水
3. 3　御家人から御内人へ
1. 善光寺平の御家人と源氏将軍
2. 得宗政治と善光寺保護政策
4. 4　善光寺門前都市の発達
1. 新善光寺の全国化
2. 東と南からの参詣路と門前の発達
3. 善光寺仏師の活躍と特産品
2. 二　大塔合戦と善光寺門前町の成立・発展
1. 1　建武一統と北信濃の反乱
1. 諏訪部・若槻氏の転出と北条氏の滅亡
2. 北信濃の反乱から中先代の全国反乱へ
3. 関東管領上杉氏の信濃進出と栗田城の決戦
4. 青沼守護所から平芝守護所への移転
2. 2　将軍義満と大塔合戦
1. 将軍義満・守護長秀による守護所・後庁・善光寺門前の独占支配
2. 大文字一揆・村上満信の蜂起
3. 幕府代官の支配と関東の争乱
3. 3　応永の平和とムラ・町の文化
1. 国人高梨氏と六ヵ郷用水
2. 市村高田荘の年貢輸送と山科家
3. 戸隠・飯縄信仰と善光寺門前町の発展
3. 三　善光寺門前町の衰退と城下町の台頭
1. 1　信濃文正の変から川中島合戦へ
1. 小笠原宗康の漆田原敗死と文正の変
2. 善光寺平の戦国争乱
3. 善光寺平の真宗寺院と武装化
4. 戦国騒乱と川中島合戦
2. 2　川中島合戦による善光寺門前町の荒廃と新興城下町の発展
1. 善光寺如来の争奪戦と門前町の荒廃
2. 牧野島・松代・長沼の新興都市と城下町の形成
3. 戦国時代の善光寺平
4. 織田軍と善光寺一揆蜂起
3. 3　天下統一と戦乱のなかの村と町
1. 海津城主須田満親と上杉連合軍の勝利
2. 秀吉の朝鮮侵略と戸隠神社再興
3. 災害と消滅した中世の村々
4. 近世　真田一〇万石と善光寺
1. 一　松代藩と松代城下町
1. 1　真田松代藩の成立と藩政
1. 真田氏の松代入封
2. 寛文検地と二斗八騒動
3. 田村騒動と宝暦改革
2. 2　松代城下町
1. 松代城と武家町
2. 松代八町
3. 武士の学芸と文化
3. コラム　松代城跡の発掘と成果
1. 整備工事
2. 太鼓門の復元
3. 太鼓門前橋の復元
4. 北不明門の復元
5. 松代城と城下町
2. 二　善光寺領と善光寺信仰
1. 1　善光寺領の成立と政治
1. 寺領の成立
2. 領政と善光寺八町
2. 2　善光寺信仰のひろがり
1. 本堂再建と出開帳
2. 善光寺参りと権堂の水茶屋
3. 三　産業の発達と交通・運輸
1. 1　農業の発達と商品生産
1. 用水と入会山
2. 善光寺町下肥騒動
3. 木綿・菜種と醸造業
4. 千曲・犀川の漁業
2. 2　北国街道と交通運輸
1. 北国街道の成立と宿駅
2. 佐渡金銀と参勤交代
3. 商品流通の発達と中馬・手馬
4. 千曲川と犀川通船
4. 四　戌の満水と善光寺大地震
1. 1　戌の満水と飢饉
1. 戌の満水
2. 続発する諸災害
3. 天明・天保の飢饉
2. 2　善光寺大地震
1. 善光寺大地震の惨状
2. 語りつがれる大地震
5. 五　貨幣経済の浸透と町・村の変化
1. 1　村の移り変わりと文化
1. 村の変化と村方騒動
2. 衣食住の高まり
3. 文書主義と寺子屋
4. 若者組と村の祭り
2. 2　町の暮らしと文化
1. 善光寺町続き地と松代町外町
2. 町の年中行事
3. 町の暮らしと文化
6. 六　支配の動揺と幕末動乱
1. 1　政治の改革と民衆
1. 幕府領の組合村と取締役
2. 塩崎知行所の財政改革
3. 真田幸貫の改革
2. 2　ペリー来航から幕末動乱へ
1. 黒船来航と諸藩の動向
2. 長州戦争と領民の負担
3. 佐久間象山と長谷川昭道
5. 近代　近代への歩みと戦争への道
1. 一　県都長野市のはじまりと発展
1. 1　明治維新と長野町
1. 松代藩の廃藩
2. 県庁が置かれる
3. 近代的市街地の形成と長野町から長野市へ
2. 2　文明開化と学校教育のはじまり
1. 信濃毎日新聞と郵便のはじまり
2. 日新館から国民皆学へ
3. 小学校は人民共立から市町村立へ
3. 3　鉄道の開通と産業の近代化
1. 信越線の開通と商工業の発展
2. 松代の製糸場と養蚕・農業の成長
4. 4　災害や戦争のなかで
1. 長野町・松代町などの大火と消防
2. 大勧進養育院・海津学舎と避病院の設置
3. 日清・日露戦争下の人びと
2. 二　大正期市民意識の高まりと十五年戦争
1. 1　市民意識の高まりと生活の変化
1. 市町村合併と都市計画
2. 普通選挙と生活の変化
3. 長野市青年会と長野婦人会
4. 長野の米騒動と廃娼・部落解放の運動
5. 自由教育の動き
6. 市営球場の建設とスポーツの振興
2. 2　交通の整備と産業の発展
1. 長野電鉄と川中島自動車の運行
2. 長野市中央通りの改修
3. 養蚕業と稲作の改良
3. 3　昭和恐慌と市民生活
1. 銀行の破たんと統廃合
2. 農産物価格の下落と農村の立てなおし
4. 4　十五年戦争と戦時下の生活
1. 満州移民と青少年義勇軍
2. 戦時下の市民生活
3. 戦時下の学校生活
4. 敗戦まぎわの松代大本営地下壕と長野空襲
6. 現代　民主化の進行と国際化への歩み
1. 一　民主化と高度経済成長
1. 1　民主化への動きと市民
1. 長野軍政部の進駐と市民
2. 公職追放と婦人参政権
3. 農地改革と食糧増産
4. 戦後インフレ下の市民生活
5. 戦後の新しい中学校と高等学校
6. 公民館の設置と活動のはじまり
2. 2　高度経済成長と拡大する市域
1. 二度の市町村合併で大長野市へ
2. 商工業の発展と交通・公害問題
3. 住宅団地の造成と農山村の過疎化
4. 松代群発地震と水害・地すべり災害
2. 二　市民生活の変容と長野市政
1. 1　低成長期の市政と市民生活
1. 石油危機と市民生活
2. 高齢化社会と福祉事業の整備
3. 不登校・いじめと学力問題
2. 2　地域の変貌と市民
1. まちづくり運動の展開
2. 長野自動車道と長野新幹線の開通
3. 3　広がる国際交流と長野市政
1. 松代大本営地下壕跡の保存・公開問題
2. 国際理解から国際交流へ
3. 長野冬季オリンピック・パラリンピックの開催
4. 行政の広域化と中核市移行
10. 第四部　長野市域の民俗　習慣と生活
1. 一　住まいと環境―生活空回の創造―
1. 1　村の伝承
1. 開村伝承
2. 災害の記憶
2. 2　屋敷の選定
1. 屋敷構え
2. 住まいと暮らし
3. 3　新しい住まいを求めて
1. 見捨てられる住まい
2. 街の活性化と近郊住宅地
3. 新たな創造
2. 二　村の風景―自然と暮らし―
1. 1　草萌(も)える
1. 春の訪れ
2. 草ほける
3. 秋風立つ
2. 2　草枯れる
1. アキアガリ
2. お菜洗い
3. 3　新年
1. 年取り
2. ドンドヤキ
3. 三　生活の創造―新しい暮らし―
1. 1　変わる暮らし
1. 新興住宅地の形成
2. 漂流する人びと
2. 2　祭りの創造
1. 都市の祭りとしての御祭礼
2. 神なき祭りの登場
3. 祭りの個別化
4. 商都長野の秋の終わり
11. あとがき
12. 総集編執筆者
13. 執筆分担
14. 監修者
15. 刊行委員
16. 編さん準備委員
17. 編さん委員
18. 調査協力員
19. 事務局・編さん室職員
20. [奥付]