解説
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絶滅した巻貝の仲間で、マングローブ林が茂る河口に生息していたと考えられています。 日本各地の約1500万年前の地層から化石が見つかっており、当時の日本列島は熱帯から亜熱帯気候であったことが推定されます。
【田中邦雄コレクション -生物・化石-】 東筑摩郡芳川村(現松本市芳川)出身の田中邦雄(1924–1999)氏が収集した、1万数千件に及ぶ化石・岩石・鉱物及び現生貝類等のコレクションである。田中氏が信州大学で教鞭をとっていた40年間に調査・採集された長野県内産の化石標本が中心である。研究標本も多く、現在では採集が困難な産地からの標本もあり貴重なコレクションである。
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