凡例

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一 本書は序章、第一章原始・古代、第二章中世、第三章近世、第四章近代、寄稿(研究編)から成る。
二 文章は、原則として現代かなづかい、当用漢字を用いた。但し、史料を引用した場合は歴史的かなづかいを用い、また、固有名詞や特別な用法の場合は当用漢字以外の漢字を用い、ルビを付すようつとめた。
三 本書は、史料編を持たないので、可能な限り「注」に採録した。また「注」に出典及び史料提供者の氏名を明示した。
四 引用または注に採録した史料中、虫喰い、破損等による欠字は[ ]とし、誤字と思われるものは(ママ)と付した。
五 編さんに当っては、町内史料を探訪し実証的記述に努めるとともに、伝承・口碑の類も尊重した。
六 原始・古代における考古学部門は、斎藤忠先生、佐藤達夫先生の実地踏査あるいは発掘による詳細な研究論文が特別に寄稿されているので、本文は略記にとどめた。
七 旧水上村の記述に当っては、昭和三〇年町村合併の際分離して、長南町に編入された笠森・深沢の二区を除外した部分もある。
八 近・現代の農業関係、社会、文学関係、諸団体に関するもの、および役場機構、長柄町の将来等、それぞれの関係者に原稿を依頼しそれを編纂したものが完稿しているが、本書では止むを得ず省略した。