8初芝村

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 元禄一五年の上総国郷帳には初柴村と書かれ、村高は五六石ほどであった。このような小高で一村を形成した理由は不明である。寛政五年の上総国村高帳によれば、家数九軒、高五五石九斗六升三合、旗本斉藤久右衛門知行となっている。維新前の総村高五六石六斗三升八合三勺、斉藤氏知行所の外に西光院除地が九升ほどあった。幕末には家数が六軒に減っている。明治七年針ケ谷村に合併した。