加藤輝夫

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鴇谷・加藤金兵衛次男。明治九年四月生。若くして官界に身を投じ職務勉励誠実事に当り、累進して大正二年市原郡長に任ぜられ、以後山武・長生郡長を歴任、大正一二年君津郡長在職中に病を得て同年九月歿す。四八才。事務の才に長じ、下僚の統卒よろしく、また産業の振興に意をそそぎ婦人会活動、赤十字運動の啓蒙にもつとめ、治績すこぶるあがり賞典を受くる事多かった。