川崎憲蔵

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明治二三年榎本・川崎豊次郎の長男として生る。明治四五年千葉県巡査拝命。昭和一六年退職、三年後に復職、二二年警視三一年退職。刑事として敏腕をふるった。県の鑑識課初代課長として調査した「職業別身体特徴調」「K式現状血液発見器」「川崎式携帯指紋採取器」などを開発。今日の科学的捜査の礎をきずき、難事件をすべて解決した功績は大きい。昭和四一年三月、七五才で歿した。