人口 九、六七四人
戸数 一、七〇九戸
面積 四七・五六平方粁(昭和三〇年一〇月一日、建設省地理調査所及び総理府統計局の再計測により四七・〇四km2となる。)
戸数 一、七〇九戸
面積 四七・五六平方粁(昭和三〇年一〇月一日、建設省地理調査所及び総理府統計局の再計測により四七・〇四km2となる。)
新長柄町の開庁式は、四月二九日午后一時から長柄小学校特設会場で挙行された。本庁は、旧長柄村役場に定め、旧日吉村役場は日吉出張所、旧水上村役場は水上出張所として発足した。旧村役場職員は現員現給をもって新町の職員となり、町長職務執行者は旧長柄村助役山岸守が任命された。開庁式前午前一〇時から町議会を本庁議場に招集、議長に田中一郎、副議長に斉藤嘉一郎を選挙し議会の構成を終わり条例四九件、暫定予算二件その他二件計五三件を原案どおり可決した。
合併時の議会議員はつぎのとおりである。
議長 田中一郎 副議長 斎藤嘉一郎
議員
多賀大郎 蒔田文五郎 鈴木春利 石井登 畠山良吉 飯高憲治 小野与四雄 加藤巌 吉本貞一 大和久隆夫 三枝峯蔵 若菜一男 近藤与七 三橋恒夫 佐久間卓二 小泉作実 葛岡康江 花沢雅次 石川啓治 秋山茂雄 阿部準一 鶴岡利喜 宮崎保 平川義丸 増田隆輝 吹野岩吉 伊原久作 木村明正 加藤喜之 鶴岡多喜治 柴崎一郎 篠田芳重 大野芳光 小倉晃 土岐田胤松 林啓吉 三橋健一郎 斎藤信治 篠原栄蔵 小高惣兵衛 近藤喜一
議員
多賀大郎 蒔田文五郎 鈴木春利 石井登 畠山良吉 飯高憲治 小野与四雄 加藤巌 吉本貞一 大和久隆夫 三枝峯蔵 若菜一男 近藤与七 三橋恒夫 佐久間卓二 小泉作実 葛岡康江 花沢雅次 石川啓治 秋山茂雄 阿部準一 鶴岡利喜 宮崎保 平川義丸 増田隆輝 吹野岩吉 伊原久作 木村明正 加藤喜之 鶴岡多喜治 柴崎一郎 篠田芳重 大野芳光 小倉晃 土岐田胤松 林啓吉 三橋健一郎 斎藤信治 篠原栄蔵 小高惣兵衛 近藤喜一
新町発足後の最大関心事である新町長の選挙は合併の翌月五月二五日に執行された。立候補者は、鶴岡金蔵、山田正、大和久衛の三人であったが、鶴岡金蔵が二人をおさえて当選し新町初代の町長となった。選挙の結果は上表のとおりである。
投票状況 |
区 分 | 有権者数(人) | 投票者数(人) | 棄権者数(人) | 投票率(%) |
男 | 2,533 | 2,280 | 253 | 90.01 |
女 | 2,913 | 2,425 | 488 | 83.25 |
計 | 5,446 | 4,705 | 741 | 86.39 |
得票数 |
氏 名 | 性 別 | 生年月日 | 得票数 |
鶴岡金蔵 | 男 | 明治28年 3月20日 | 2,508 |
山田正 | 男 | 明治41年11月23日 | 358 |
大和久衛 | 男 | 明治28年10月12日 | 1,819 |
新町長が選出され、昭和三〇年七月二八日町議会議員の選挙が執行された。こえて九月の議会において、助役に柴崎盛伝、収入役に三橋恒夫が満場の同意を得て任命されここに名実共に新町の発足となった。