昭和二七年(一九五二)文部省は、特殊教育の振興に力を入れ、三二年から、特殊学級を設ける町村には、補助金を出すことになった。本町では、各種調査の結果、設置の必要を認めたので小学校から順次設置することになった。しかし、重度のものについては、入級の道が閉されていたが、一宮に養護学校が設けられ、五四年度からは、義務制が布かれたこともあって、重度のものにも適切な教育が受けられるようになった。そのため本町からも六名の子どもが在学するようになった。次に本町の特殊学級について記そう。
二 特殊教育 2 Special education