公民館で企画実施するものは、あくまでも地域住民の生活に基づいた要求にささえられるものであることを原則とする。実生活に即した各種学級を開設し、その成果が一人一人の町民の生活文化の向上に役立ち、明るい町づくりに結び付くことを願い次のような事業を中心に企画実践している。昭和五五年度を例示する。
事業名 | 目 的 及 び 主 な 内 容 | 開催回数 | 対 象 |
公民館運営審議会委員会 | 公民館活動の推進と社会教育の実施計画等について、審議する | 四回 | 一六人 |
職員研修 | 公民館職員の資質向上を図るため各種研修会に参加する | 二回 | 三名 |
青年学級 | 青年をとりまく社会のはげしい変化の中で、勤労青年はどう生くべきか、青年をとりまく社会経済的問題などについて学習する | 十二回 三〇時間 | 二〇~三〇歳の男女二五名 |
婦人学級 | 農業や家庭生活をみつめ、生活の合理化について学ぶ。子どもの教育や郷土の歴史についても広い知識を得る | 一〇回 三五時間 | 五〇名 |
高齢者学級 | 趣味と娯楽を通し、社会変化にどう対処し明るい生活を育てたらよいかを学ぶ | 十二回 四五時間 | 八〇名 |
書道教室 | 礼法をわきまえ、当用漢字、カナ文字の練習をする | 四八回 四八時間 | 三〇名 |
舞踊教室 | 舞踊を通じ健康保持、ストレスの解消、明るい生活態度を養う | 二四回 七二時間 | 三〇名 |
園芸教室 | 四季の園芸について趣味を広め、町民の親睦を図る | 四回 一五時間 | 二〇名 |
文化祭 | 趣味教養講座等の成果を発表展示、町民文化の交流をはかる | 十一月一~三日 | 於中央公民館 |
民謡教室 | 民謡を通して、町民の親睦融和を図り、明るい生活態度を養う | 四八回 九十六時間 | 二〇名 |
編物教室 | 基礎編、手編、手芸品等の技術を習得し、生活を豊かにする | 四八回 一四四時間 | 二〇名 |
盆栽教室 | 盆栽の基礎技術を習得し、趣味を広げ生活を豊かにする | 三回 一二時間 | 八〇名 |
家庭教育相談事業 | 三歳児を持つ保護者を対象に、幼児の発育、心理の発達状況等に関する相談に応じる | 三回 九時間 | 五〇名 |
中央公民館の運営に当る事務職員は次の通りである。
職員 | 職 | 職 務 |
事務吏員 | 館 長 | 公民館の行なう各種の事業の企画実施その他必要な事務を行ない、所属職員を監督する |
副館長 | 館長を補佐し、館長に事故あるとき又は、館長の欠けたときは館長の職務を代理する |
主 事 | 上司の命を受け公民館の事業の実施にあたる |
主事補 | 上司の命を受け公民館の事業の実施にあたる |
雇 員 | 用務員 | 上司の命を受け労務及び作業に従事する |
傭 員 | 臨時職員 | 上司の命を受け労務及び作業に従事する |
歴代館長は次の通りである。
初代 館長 鶴岡仁一 | 二代 館長 (教育長兼務) | 三代 館長 池上虎雄 |
副館長 三橋弥八 | 副館長 星野光平 白井正彦 | |