長柄町体育協会

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長柄町体育協会は、現在川嶋町長を会長とし・幅広い活動を行い、町民の体力向上や青少年の健全育成、町民意識の昂揚に大きな貢献を果している。この協会の発足は、今から一七年前の昭和三九年のことであるが、発足当時の概要を、長柄町広報(三九年一〇月一日発行)によって述べてみよう。広報には「発足した長柄町体育協会」という見出しで、発足の経緯を次の如く記している。「教育委員会から、昭和三九年度長柄町社会教育計画について諮問された社会教育委員会は、その答申の中で、社会体育の振興を大きな項目の一つとし、その活動体である長柄体育協会の結成を図り、二回の準備会を経て去る八月二六日町役場二階日本間で結成発足いたしました。」と述べ、次にその目的、活動、役員を記している。
 体育協会の目的とするところは、長柄町の各種体育団体を統轄し、町民の体力向上とスポーツ精神を養い、併せて青少年の健全育成に資することであるとし、その活動を四項目にまとめている。
 一、国や県や郡での体育、レクリエーションの指導者講習会に一人でも多くの指導者を派遣し、町内指導者を養成する。
 二、町内のかくれた体育指導者を発見する。
 三、そうした指導者により、町内スポーツ教室の開催、体育レクリエーションの講習会開催。
 四、専門部活動として剣道、柔道等古来の武道的なものから、陸上卓球などの外町民誰でもできる少年から老人までの体育レクリエーションの普及につとめる。

 そして現代社会に適応した町民の人間作りに寄与し、長柄町の発展につくしたいと結んでいる。
 役員は、評議員と理事に分かれているが、各団体や機関の代表者が選ばれている。その氏名をあげる。
 評議員 柴崎盛伝、石和田実、宮沢清之進、増田衛、成嶋孝太郎、多賀大郎、石川良蔵、平野郁弥、鶴岡仁一、鎗田寿、山田恒美、近藤与士夫、池座賢照、鹿間肇、小宮一夫、鈴木茂、篠田元子、山口哲雄
 理事 山根泰治、田辺政寿、小野達夫、三橋次也、関正信、田辺紀吉、友次松子、阿部善幸、石川文男、石井新美、横山善長、近藤栄一、大和久中武、大塚義衛、飯高芳子、近藤秀子
 会長 柴崎盛伝、副会長 石川良蔵、鎗田寿、理事長 山根泰治 監事 鶴岡九皐、渡辺泰之