長柄町駅伝大会

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本町の駅伝は、昭和五五年(一九八〇)で二三回を迎えた。一二月七日の第一日曜に行なわれたが、参加チームは、逐年増加し、実に八一団体約八百名の多きに達した。内訳は、青年団四チーム、一般一八チーム(内女子一)、高等高校七チーム、中学校四二チーム(内女子四)、独走一〇である。当日は好天に恵まれ、極めて成功裡に終了、長柄町駅伝というよりは、南総の駅伝大会として多くの人々に親しまれるようになった。当日の結果は次の通りであった。
 
(中学の部)優勝三和中学Aチーム。(高校の部)優勝茂原農高チーム。(町内青年団の部)優勝山之郷青年団
準優勝富士見中学Aチーム。準優勝長生高Aチーム。準優勝針ケ谷青年団
(町外青年団)優勝長南青年団チーム。
(一般の部)優勝長生高陸上OBチーム。
準優勝茂原健走会Aチーム。
(独走の部)一位 酒井正広  二位 渡辺茂夫  三位 根本富男
(町内一般の部)優勝長柄走友会Aチーム。
準優勝長柄「ふる里村」チーム。
(中学女子)優勝茂原バスケット部

 
 さて、この駅伝は、昭和三二年、長柄町青年団の活動として発足したものである。即ち、風戸市平団長や山口哲雄、小野達男、石井新美理事等の発案で、長柄町青少年の体力づくりとがんばりの精神を養うために行ったものである。しかし、発足当初は、思うにまかせず、第一回 五チーム、第二回 三チーム、第三回は七チームとふえたが大雪の中で実施するといった苦難が続いたのである。その後、昭和三九年、東京オリンピックの年に長柄町社会教育委員会が共催することになり、長柄町体育協会が運営の中心として活動し、補助も増したので、参加チームも倍増し、四三年には二七チームとなり、五二年には二〇周年を迎えた。今後、長柄町駅伝はますます盛大になることと思われる。
 

長柄町駅伝大会(ゴール前)