長柄町電話加入状況(昭42) |
区 分 | 加入者数 | 長 柄 | 日 吉 | 水 上 | 普及率 | |
茂原局 | 自動式 | 46 | 44 | 2 | ― | ― |
水上局 | 手動式 | 46 | ― | 14 | 32 | ― |
計 | ― | 92 | 44 | 16 | 32 | 5.5% |
その後、地元関係者の努力と町民の協力により、見事計画は実現され昭和五〇年(一九七五)一月二八日午後二時、長柄町電話交換局が誕生、電話ダイヤル化が完成した。これにより、水上局の交換事務は一切廃止された。なお、天気予報、時報(共に一一七)サービスも提供されるが、無人局なので、営業々務は、茂原電報電話局が取扱うことになる。設備概要次の通り。
所在地 長柄町立鳥四一一番地
敷地 一〇〇・四七m2
機械 C四六〇型交換機
市外局番 〇四七五三五
敷地 一〇〇・四七m2
機械 C四六〇型交換機
市外局番 〇四七五三五
加入台数は一六四七台で加入率九二%、どこの家にも、公社と有線の二個の電話を持つことになった。その上公衆電話も、右の表のように四五個も設置され、極めて便利となったのである。
公衆電話の数 昭55.4調 |
種 別 | 長柄町 | 長生郡市 |
①電話ボックス黄電話 | 1 | 18 |
② 〃 青電話 | 9 | 120 |
③赤でんわ(10円) | 28 | 576 |
④卓上型青電話 | 7 | 106 |
⑤ 〃 黄電話 | 0 | (茂原 のみ)23 |
計 | 45 | 843 |
長柄電話交換局(自動)
註
(1) 『千葉県史』明治編
(2) 雑誌『資金』(財政資金研究会発行)所載郵政紀行(14)・(21)・(24)・(25)等の論文より。
(3) 郵政省発行による。
(4) 逓信公報には、「三等郵便局長(上総、長柄山)長沢俊雄。給五級手当(明治三一年九月一〇日)とある。
(5) 逓信博物館所蔵。
(6) 『明治文化史・生活編』洋々社発行。
(7) 『郵政百年のあゆみ』郵政省発行。
(8) 『茅ケ崎市史研究』(茅ケ崎市史編纂委員会)西川武臣「文政期以降の幕府公金貸付制と旗本知行地」による。当時、借入金は、表の通りであった。
(9) 『郵政百年のあゆみ』郵政省発行。
(10) 同右
(11) 同右
(12) 『千葉県史、明治編』
(13) 同右
(14) 『関東電信電話百年史、中巻』
(1) 『千葉県史』明治編
(2) 雑誌『資金』(財政資金研究会発行)所載郵政紀行(14)・(21)・(24)・(25)等の論文より。
(3) 郵政省発行による。
(4) 逓信公報には、「三等郵便局長(上総、長柄山)長沢俊雄。給五級手当(明治三一年九月一〇日)とある。
(5) 逓信博物館所蔵。
(6) 『明治文化史・生活編』洋々社発行。
(7) 『郵政百年のあゆみ』郵政省発行。
(8) 『茅ケ崎市史研究』(茅ケ崎市史編纂委員会)西川武臣「文政期以降の幕府公金貸付制と旗本知行地」による。当時、借入金は、表の通りであった。
表7 大久保氏知行地及び公金借入金高(文政5年12月調) |
国郡名 | 村 名 | 知行高 | 借入金高 | 利 金 |
上総国長柄郡 | 大津蔵村 | 498石059 | 449両30余 | 39両00 |
金谷村 | 287. 066 | 230. 20 | 34. 10 | |
田代村 | 66. 845 | |||
武射郡 | 富田村 | 187. 942 | 169.00 | 19. 10 |
下総国匝瑳郡 | 高野村 | 59. 199余 | 45. 00 | 45. 00 |
小田部村 | 58. 144余 | |||
台 村 | 73. 695 | |||
合 計 | 1230石950余 | 894両50余 | 137両20 |
国立史料館(旧文部省史料館)八田家文書 |
(9) 『郵政百年のあゆみ』郵政省発行。
(10) 同右
(11) 同右
(12) 『千葉県史、明治編』
(13) 同右
(14) 『関東電信電話百年史、中巻』