最初は、長柄山八五二番地、稲荷神社を借り、昭和三五年季節保育所として発足、三六年から常設保育所となった。この施設は、長柄保育所まで通園困難な追分や長柄山方面の住民の強い要望と積極的な協力によって開設されたもので、開設当初は、保育児童六〇名、保母四名で、所長は、長柄保育所長が兼務であった。五〇年現在、保育児童数二九名、保母三名、卒園児童は二五〇名に上っている。
　その後、施設が狭くなったので、三島に敷地を選び、五六年四月には二七八五万円(補助一一五〇万円)で施設を建設、正式認可をうけて、三島保育所が発足することになった。保育児は六〇名、台地の子ども達を収容することになった。所長は白井正彦の兼務である。